利休まんじゅう

 たまに和菓子が食べたくなる。
抹茶は日本から持ってきているが、一緒にいただく
和菓子がないと、なんともさみしい。
日本食材店にあるのは、添加物たっぷりのものばかり。

最近知り合った日本人のお友達が料理やお菓子作りが
好きな人で、彼女からいろいろレシピをもらった。
さっそく利休まんじゅうを作ってみた。



小豆のあんこを作る手間を省き、
小麦粉と重曹と黒糖(ケニヤ産)、
飾りにくるみを入れて蒸した。
蒸しパンのような饅頭になった。
思ったよりも簡単で、おいしい!
緑茶を入れておやつにした。

結構なんでも簡単に手作りできることに
ロンドンに来てから気が付いている。



年越しそば

 今年も年越しそばを食べないと年越しの気分がしないので
12時を過ぎて、花火が周りでまだ大きな音を立てて上がっている最中に
やおら腰を上げてそば打ちを始めた。

日本から持参してきている
銀河荘の近所の畑で採れた、無農薬有機そばの粉を
200g計って、ボールでこねる。
去年はなんどもそばを打ったので、2010年の最初の頃と比べると
少しは上手くなったような気がする。
去年のそばは茹でたらボロボロにちぎれていた。
今年は少しはつながってそばらしかった。

包丁も普通の菜切り包丁だが、
それでもなんとかなるものである。
延べ棒も専用の棒ではなく、
こっちで見つけたパン用のこね棒である。

というわけで、あっという間にそばが茹であがった。
そばはゆで加減も難しい。
茹で過ぎたらボロボロに切れてしまう。
銀河荘の大釜で茹でていた時と違い
小さな鍋しかないここでは、
ゆで時間がとっても大事。
早めに上げてさっと水洗い。
硬水でゆでるそばの味は
思ったほど悪くはない。

今年はてんぷらそば

玉ねぎ、マッシュルーム、
ジャガイモ、サツマイモ、
そして手作り薩摩揚げ。

ということでロンドンでも手打ちそば(らしきもの)が
食べられることに感謝しながら
(そば粉を下さった銀河荘のご近所さんありがとうございます)
日本より9時間遅れで2011年が始まった。






おでんに挑戦


 同じフラットの1階にイタリア人と日本人女性のカップルが
住んでいる。
最近やっと親しくなって、クリスマス前後に
お食事会をしようということになった。

イタリア人の彼は料理が得意。
それならなにか日本料理を、と
メニューを考えた結果、
おでんに決定。
これは自分たちも、日本を離れてからというもの
ずっと口にしていなかったので
食べたいと思っていた料理でもある。

なぜロンドンでおでんが食べられないか。
野菜や肉は手に入るが、練り物がなかった。
いや、正式に言うと、
無添加で化学調味料の入っていない練り物が
どの日本食料品店にもなかったのだ。
おでんに練り物が入っていなかったら
おでんにならない。
ただの鍋になってしまう。

そこで今回練り物を自分で作ることにした。
魚肉と片栗粉と塩を練って
油で揚げるだけである。

初めてマツバラの鮮魚コーナーで買い物をする。
鮮魚コーナーと言っても
SalmonとCod(タラ)、サバ、イワシ、エビ
ムール貝やホタテなどの貝類とブラックバスなどの淡水魚。
イカやタコの姿はなく、マグロもない。
もちろんブリもなければ赤い鯛の姿もなかった。
Codも切り身ばかりだ。
Codのなかでも一番きれいで身が引き締まって見えるものを選んだ。
キロ£18,9といい値段だ。
背側を380g購入。

包丁で細かく刻んですり鉢で練る。
小さなすり鉢しかなかったので何回も分けて練る。
塩5%、片栗粉10%、卵白10%を混ぜて練る。
きくらげと人参の繊切りにした味を付けた物と混ぜ、
丸めて小麦粉を薄くまぶして低い温度の油で揚げる。

初めて自分で作ったさつま揚げは
買ってきたものとおなじように歯ごたえがあって
おいしかった。
揚げたてを生姜醤油に付けて食べると
おいしくてお酒がほしくなった。

イギリスで初めて作ったおでんの具は、
さつまあげ
人参
ジャガイモ
かぶ
里芋
鶏肉
こんにゃく
たまご
ねぎ
芽キャベツ
マッシュルーム
巾着(油揚げに玄米餅を入れて口を楊枝で止めたもの)
となった。

味はちゃんと「おでん」の味がする。





Tea room in Highgate

 ブックバインディングのクラスのイギリス人の友達に
「どこかいいTea roomをしらない?」
と尋ねたら、
「Highgateにとっても素敵なTea roomがあるわよ。」
と教えてくれた。
いつもクラスの後でお茶をしている時に
私にお茶の正式(?)な飲み方を教えてくれたり、
彼女は50代で、典型的なアッパーミドルクラスの
イギリス人。
余暇をジムや習い事やバードウォッチングをして
過ごしている。
話しをしているととても優雅な生活だ。
スポーツも好きで、ゴルフをたしなみ、
クリケットやラグビー観戦も楽しみにしている。

そんな彼女いち押しのTea roomとあれば
期待せずにはいられない。
「お茶もおいしいし、ホームメードケーキもあって、
そこに置いてある小物も素敵よ。」

早速足を運んだ。
そこはNorthern lineのHighgate駅から歩いて20分くらい。
Highgate地区のメインストリート「Highgate High Street」沿いにあった。

  HIGH TEA of Highgateの入り口

注文した"Almond tea"はとても香りが濃かった。
"Earl gray"も味も香りも強く、
ポット(4−5杯分)で出てきて大満足。

ミルクピッチャーは牛の口からミルクが
出てくる形の陶器製でおもしろかった。


店内はあまり広くないけれど棚には
素敵なカップやソーサー、ミルクピッチャー、
Tea towel、ミルクパン、カードそして
お店で使っているさまざまなお茶も
ディスプレーしていた。
そういうものを買うために入ってくる
お客も多い。



手作りケーキは5−6種類もあり、スコーンもあってすごく迷った。
結局オレンジチョコレートケーキとスコーンをいただく。
ジューシーなスポンジにチョコレートがかかったケーキ。
スコーンは小ぶりだが素朴な味。
ストロベリージャムは手作りっぽくておいしかった。
店内の壁にはおしゃれな手描きの絵が。
それを見ているだけでも楽しい気持ちになる。

イギリス人の感じのよいお姉さん3人が素敵な笑顔で
質問にも気持ちよく答えてくれた。
聞くと、2年半前に開店したという。
「最近カフェばかりでTea roomが少ないですよねー」
と話すと、「そうですね、Costaとかのチェーン店のカフェ
が増えてますよね。」

他のお茶やケーキもおいしそう。
また是非足を運びたいと思った。

Blackberry

 久しぶりにお天気が良くなって晴れたので、
隣まちのMill Hillまで歩くことにした。
途中、乗馬場の横に、
Blackberryがたくさん実っているところがある。
車の通りが多い道沿いだからか、
人が摘んでいるのを1度も見たことがない。

牧場のフェンスに沿って
Blackberryが黒く色付いていた。

かわいいピンクの花も咲いていた。

赤い実はまだ酸っぱい。

牧場に入って馬小屋をのぞく。
こんな乳牛のような模様の馬がいた。

ポニー種
となりには、茶と白の同じような
タイプの馬が。

この子はとってもきれいな瞳をしていた。
すっとした流し眼で、和風の顔立ち。
性格がよさそう。

馬は見ればみるほど
本当に美しいと思う。


牧場の中にも遊歩道があって、
自由に入って、馬がいれば触ることもできる。

ユダヤ人の男の子。
土曜日はユダヤ教の安息日なので
多くのユダヤ人家族が
シナゴーグの帰りらしく、黒と白
のいでたちで公園に寄っていた。
こんな小さな子も
小さな黒い帽子(キッパ?)をちょこんと
頭に付けていてかわいかった。


袋一杯にBlackberryを摘むことができた。
帰ってからデザートと一緒に甘酸っぱい味と
香りを楽しんだ。


小腹がすいた時

 ロンドンで何が困るって
食費がかさむこと。
自炊できればそれでも工夫の仕様はあるけれど
旅行中だとそうもいかない。
そこで、イギリスに旅行する予定のある人に
お金をかけずおなかを膨らませる方法を
ご紹介いたします。

と言っても、別に知っている人も多いかもしれないけど、
いままでの経験では
Fish&Chipsのお店のChipsのみを
オーダーして、Take awayする
というのが、安くてなおかつ
ボリューム満点なのです。

こちらのほとんどのお店は
Eat inするのとTake awayでは
2ポンドくらい違う。
同じものを2ポンドも高く食べるなんて
よほどじゃない限りうれしくない。
だから、天候がよほど悪くない限り、
Take awayして公園や道端のベンチで食べる。

お店では、仕事帰りのおじさんや
家族連れなどが結構Chipsだけ買っていく。
子供のおやつにはいいかも。(甘いお菓子よりは)
もちろん、カロリーは高いだろうから
いつもそればっかりというわけにはいかないけど。

イギリス人はChipsが大好きで
毎日のように食べると言う人も
少なくないらしい。
大体1,2ポンドから2ポンドも出せば
山のように揚げたてのフレンチフライを
紙に包んでくれる。
それに好きなだけ塩とビネガーをかけて
お好みでケチャップもかけて
持って出る。
大抵おなかいっぱいそれだけで
夕ご飯になってしまうくらいだ。

是非試してみてください。
これであなたもLondoner。



イギリス人の食卓

 最近ラジオでイギリスの学校の子供のランチの内容が
基準の栄養価を満たしていない、という調査結果が
でたというニュースが流れていた。
こっちの学校は給食があるところもあるらしいが
お弁当を持参している所も多いらしい。
で、中身はというと
ポテトチップス(こっちではクリスプスという)、
スウィーツ(お菓子)、フルーツジュース(甘味料入り)という内容が
一般的だとか。
それってほとんどジャンクフードでは?
1300校中1%が基準を満たしていたらしい。

スーパーで買い物していても、
買い物かごの中身を見ると
ポテチやクッキーやチョコレートなどジャンク系ばかりとか、
ローストチキンだったり、肉やハム類たくさん買ってる人とか、

roast chickenローストチキン

サラミ、ベーコンハム、サラミ

cheesさまざまなチーズ

豚bloodソーセージ豚の腸のbloodソーセージ

人の買い物かごの中身からその人の食生活を
想像するのが結構たのしかったりする。
もちろん、みんなそんなのばかり
食べているわけじゃないけど。

こちらに来て、確かに最初はめずらしくて
日本ではほとんど口にしなかったような
食材にもたまに手を出したりして、
食生活が少し乱れている。
焼きたてのおいしいパンを見つけたり、

おいしいブラウンブレッド全粒粉でいろいろ入っていて
香ばしいパン
これで£1
左は羊のチーズ

おいしいお菓子もたくさんあるので
ついつい買ってしまう。

この前、チャリティーショップであるものが目に入った。
health meter

体重計。

電池式ではない、旧式のやつ。
ときどき体重管理をしてないと不安なので
即購入した。£3だった。
計ったら、日本の時と変わってなくてほっとした。





巻き寿司

 昨日が節分だったけれど
なにもしなかったので
(窓の外に向かって”鬼は〜そと、福は〜うち!”と
豆まきをする勇気はなかった)
せめて日本でも全国的に流行している
『恵方巻き』を自分で作って食べようと思った。

チャリティーショップで50pで購入した巻きすがある。
海苔も日本から持参した分がまだ少し残っている。
問題は中身の具。
ほうれん草と卵、人参、シイタケのかわりにマッシュルーム。
なにか生ものを入れてちょっと豪華にしたいと思った。
マツバラに行って、店内をぐるぐるとまわりながら
具になるものの品定めをする。
魚売り場の魚を生で食する勇気はさすがになかった。
パックに入った手頃な値段の(£4.99〜£8.99くらい)
ノルウェー産の生サーモンもグリル用だと思う。
すると、スモークサーモンが目に入った。
(ちょうど安売りで£3.99になっていた)
これなら生で食べられる。

ということで、生まれて初めて
スモークサーモン入りの
巻き寿司を作った。
寿司を巻く前巻く前
太い巻き寿司大中小の太巻き
巻き寿司ピンク、緑、黄、赤、茶
の色どりもきれい!




寿司飯は玄米を炊いて、熱いうちにりんご酢と醤油で味付け。
切りごまを混ぜて香りをつける。
マッシュルームは醤油で煮詰めて
人参はさっとゆでて薄く味付け。
卵焼きは久し振りだったけれど
きれいにできた。
とっても贅沢な「ロンドン太巻き」
のできあがり!





Portuguese cafe 2

久し振りにポルトガル・カフェに行った。
今回はCouncil Tax免除の通知を
おいしいものを食べて祝うという目的で。

Council Taxとは、いわゆる固定資産税で、
日本では家主が払っているが
こちらでは借家でも住んでいる人が払うことになっている。
だから、家賃とは別にカウンシル・タックスの請求がくると
1か月£100以上も高くなってしまうのだ。
(金額はフラットの大きさによって異なる)
ここは家賃が£860だが、もしカウンシル・タックスを
払うことになると、半年で£705.66の請求が
来ていたので、1か月の家賃は£1000を軽く超えてしまう!
これは大きい。

去年の10月から請求に対して異議申し立てをしていたのだが
(家の者はフルタイムの学生ビザで来ているので
免除されることになっている)
そこで、直接役所へ出向いて話をすることにした。
12月の大雪の降ったクリスマス前のこと。
雪の中40分以上かけて歩いて行った。
(バス便の不便なところで歩いていくしかなかった)
やっと話のわかる女性が出てきて、
「まぁ、寒い中大変だったわねぇ。
大丈夫、すぐに今から手続きするから
2~3日中には通知が行くと思うわ。」
との言葉にほっとして帰路についた。

ところが、待てど暮らせど通知は来ない。
年が明け、かなり不安になってきたころ
やっと届いた免除の通知である。

ポルトガル・カフェは
いつものように賑わっていた。
ここの客は100%ポルトガル人。
私らを除いて。
だから、ほとんど英語が聞こえてこない。
でもなぜか親しみを感じる。
今回はパエリャがなかったが
タコのリゾットとトーティリャを頼んだ。

タコリゾット

ここはポルトガルのケーキも置いていて
イギリスの一般的なケーキより
おいしくてその上お値段も安くてお得。
料理だけでなくデザートも日本人の口に合うようだ。

イチゴショート普通のサイズの2倍以上ある!
これで£1.5

ケースの中のごちそうカウンターのガラスケースに並ぶ
この日のメニュー。
ここから好きなものを選べる。

ポルトガル人の男の子母親が店の女将と
話し込んでいて、
退屈そうな顔をしていた
ポルトガル人の男の子
今流行りの髪型だ!

強面だが、とても気が付く親切な女将が
料理を運んで来たときに
「Piri piriだからかけすぎに気をつけてね。」
と言って、トウガラシの入ったオイルを
置いて行った。
日本語を知っているの?
と思ったがすぐに
「Piripiriってポルトガル語なの?」
と聞くと、
「そうよ、Piri piriってトウガラシが入っている
ホットなもののことを言うのよ。」
と言って'PIRI PIRI'と書かれたオイルを指さした。

piri piriPIRI PIRI oil

知らなかった。ピリピリという言葉が
ポルトガルから伝来していたとは。
知っていた人がいたら教えてください。

みんなほんとうによく女将と話をしていく。
女将はとてもよくお客の話に耳を傾けている。
なんだかポルトガル人のお母さん的な
存在なのかもしれない。
ポルトガル語がわかったらもっとおもしろい
だろうな。

お客さんとカウンターの前は
話をしたい客で
いつも混み合う。



メニューその日のメニュー
が書かれた黒板

さりげなく親切で、包容力があって
でも自分の意見ははっきりと言う。
そんな女将の人柄にますます魅力を感じた。



organic food 2

 日本ではあまり見ない食べ物はたくさんあるけれど
中でもこの頃気に入っている食べ物のひとつに
"Organic mixed Sprouts"がある。
5種類のいろんな豆(ひよこ豆、レンズ豆、ダールなど?)
を水だけで育てて
芽がちょっと出ている状態で販売している。
保存料、化学薬品、遺伝子組換え食品が使用されておらず
環境にもやさしい方法で栽培されているという
うたい文句だ。

mix beansprout

袋から出して、さっと水洗いして水切りをし、
そのままでもサラダにしても、スープや炒め物
サンドイッチなどにも使える。

beansprouts

私はもっぱら生でサラダとして食べている。
ちょっと青くさみがあるが、
歯ごたえがあって、よく噛むと甘味がある。
豆それぞれの独自の甘味がでて、
非常に味わい深い。
とにかく、噛まずにいられないので
噛む回数も増えるし、一石二鳥なのだ。

これなら日本でも作れると思うけど
果たして現代日本人の嗜好に合うかどうか?
1袋結構たくさん入っているので
半分残ったのを3日後に食べようとしたら
芽がもっと伸びていて、もやしになりかかっていた。
これって育てられる?



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