ポケットの中の庭ーハンドメイドブック展

 Bookbinding展のお知らせです。

『ポケットの中の庭ー初島さつきハンドメイドブック展』
   -a book is like a garden carried in my pocket-


  












日時:2014年9月19日(金)〜23日(火)11:00−18:00

会場:ぎゃらりー島津 福岡市中央区薬院4丁目18−21 1階
電話&ファックス:092-532-9980

地下鉄七隈線「薬院大通」から徒歩5分
日鉄バス「南薬院」から徒歩1分

会期中毎日、カリグラフィーと
ブックバインディングのデモンストレーションを
会場で行っています。

初日11時より、会場正面のガラスにカリグラフィーの文字を書くパフォーマンスを行います。

体験ワークショップ
昔ながらの本の背を綴じる道具。
一度に何冊も綴じることができる。

製本は全く初めてという方も、
製本についての簡単な仕組みとおもしろさを体験してみませんか。
1、9月20日(土)13:30−15:00 和綴じ本の制作
・手漉き和紙を使って、B5程度の和綴じ本を制作します。
参加費1500円(材料費 500円程度)

2、9月21日(日)13:30−15:30 マルチセクションノートブック
・糊を使わず、糸だけでページ数の多い本を綴じる製本技術です。
参加費2,000円(材料費 500円程度)

※どちらのコースも道具類はお貸しいたします。
定員:各回4名
事前のお申込みが必要です。
定員になり次第締め切らせていただきます。



手製本(ハンドメイド)の本は仕立屋さんにオーダーメイドしてもらった
服に似ている。特別に自己主張はしないが、
使えば使うほど手になじんで愛着が湧いてくる。
いつも傍らに置いておきたい、
触れることで癒されるような
そんな本との出会いを体験してみませんか。

今回、素材もできるだけ自然素材を使いました。
和紙、麻、綿、シルク、羊毛、革・・・・
作家がイギリス滞在中に学んだ中世より伝わる伝統的な製本と、
日本の和綴じ本、そして
Book Artと呼ばれるアートとしての本を
1冊1冊心を込めて作りました。




♡ ♡ ♡ ♡ ♡  ♡                                       
今の時代、手で製本した本にお目にかかる機会は
めったになくなりましたが、和装本は平安時代に考案され、
洋装本は明治の初期に西洋文化とともに紹介されました。
昭和の時代に入ってからも戦後しばらくは
職人さんによる手仕事で作られている本も少なくなかったようです。

今は機械化が進み、大量生産が可能となり、手仕事による製本は
すっかり影をひそめています。

打って変わって、イギリスにはまだたくさんの製本職人が
活躍しています。
そのほとんどの仕事が古い本の修復作業です。
個人の蔵書から、公共の図書館や大英図書館、大英博物館に収められている
国宝級の豪華な写本まで、さまざまな本の修復をするために
職人の手仕事が必要とされています。
若い製本職人もどんどん育っています。
職人さんの間では、手間暇かけた美しい本や
21世紀的なモダンな装丁の本作りを競う、
コンテストもいくつもあります。
その中で多くの日本人も活躍しています。

ロンドンで出会った日本人の製本職人さんに尋ねました。
「日本に帰国して製本のお仕事をされる予定は?」
その若い女性はこう答えました。
「日本では仕事があまりないようなので、帰る予定はありません。」

西洋の製本職人さんが修復に欠かせないという物のひとつに
日本の手漉き和紙があります。
貴重な写本の修復の必需品として、どこの国でも製本をする人はみんな
和紙を使用しています。
その和紙が簡単に手に入る日本で、是非和紙をふんだんに使った
美しい手製本をもっと身近に感じられるようになってほしいと
願っています。
そして、いつか日本でも製本職人による仕事が増え、職人として
生活していけるような文化がまた根付いていってくれる日が来ることを
夢見ています。

注:日本にも製本職人さんは少ないようですが、いらっしゃいます。
製本を一から学べる学校や工房もあります。






 

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