インドのカリグラフィー1

 Devanagariという書体名を聞いたのは
それが初めてだった。
インドのカリグラフィーのWSがある、と言う話だけで
気軽に申し込んでいた。
友達のManishaは誘っておきながら、
ドイツへ引っ越してしまったために
来られなくなってしまった。
そして、前日にあわててWS会場となる
"The Bhavan Centre"を調べる。
そこはインドの文化や芸術を体験したり学んだりする
ロンドンのインド文化センターのようなところだった。

インド人のManishaが今年の初めにこの話を持ってきて、
とっても強く誘うので、まぁそれもいい体験かも、
と思って6回分すべて申し込んだ。
そしたら、彼女は急に夫の仕事の関係で
ドイツへ3月に引っ越してしまった!
そして、当日、2時間近くかけてバスを乗り継ぎ、
行ったことのないロンドンのWest Kensingtonエリアに到着。

中はインドの香りがぷんぷん漂うまさにインド文化の
発信地という感じだった。
中にいる人もほぼ100パーセントインド人だ。
インドの踊りのレッスンがちょうど行われていた。
とても面白い足の動きと手の形、かなりハードな踊りだ。

そしてそこでは、今回のWSの講師のAchut Palavの作品展も
2階のギャラリーで開かれていた。

広くて明るい素敵なギャラリーだ。

今回はAchutと一緒に
Sunita Khedekarという若い女性の
アーティストのアクリル画も一緒に
展示してあった。
すべてガネーシャの絵だ。


Achutの作品はすべて白と黒で
すこし赤と金色も入っていた。
Sunitaは青、緑、赤、オレンジなど
鮮やかな色遣いでモダンなガネーシャを
描いていた。





彼がAchut Palav。
Mumbai(もとボンベイ)で
カリグラフィーの学校を運営しているという。
生徒は子供から大人まで250人ほどいるそうだ。
学校の様子をビデオで見せてくれたが、
すごくパワフルなカリグラフィーだった。
巨大な紙の上にのって、裸足にインクを塗って、
踊りながら紙の上にマークを付けたり、

両手で同時に書いたり(文字かどうかは不明)、
大勢で一斉に同じ紙に書いたりと、まるでインドのボリウッド映画を見ているような
興奮とパワーを感じた。
インド人って、パッション全開!なカリグラフィーを書くんだ!
「文字は美しく書くのではなく、あなたの心や魂を表現するために書くもの。
そうでなければ意味がない。」
とWSののっけからそう断言する辺りはさすが。

しかし、最初は基本が大事。
ペンは45度に傾ける。
しかし、Western calligraphyの45度とは
逆の向きなのだ。

私の他に知り合いのカリグラファー(イギリス人)
が2人来ていた。
あとの10名はインド人。
文字を全く知らない私たちは
読めない文字を書く辛さを味わうことになる。


ギャラリー会場の一角にテーブルを並べて
Devanagariというスクリプトを習った。
専用のペンと専用のGraph paper(方眼紙)
とお手本が渡され、1人1人回ってAchutが
書いて見せてくれた。


デモンストレーションの文字。
Devanagariはヒンディーとサンスクリット
の両方に共通している書体。
文字は一緒だが、サンスクリットは昔の
言葉、ヒンディーは今の言葉。
参加していた他のインド人の中には、
イギリスで生まれ育ったためか、
なんとか少しわかる程度、と言う女性も。

講師のデモ。このようにフローリッシュを
自由に付けることもできる。

Happy Birthdayを書いたら
こんな感じに。
上はペンできっちり、下はポインテッドペンで
自由なハンドライティングで書いたもの。

2時間はあっと言う間に過ぎ、慣れない逆45度で書いたので
右手がひどく疲れた。
あと5回ある。どのくらい書けるようになるのだろうか。




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