Ann Hechleの新しい生活1

 3月1日についにAnn Hechleは長年住み慣れた
Old Schoolを後にして
友達が多くいる、Bathの市街地に引っ越した。
「最後に私がこのOld Schoolを離れる時に
この家は崩れてしまうんじゃないかって気がするのよ。」
と常々言っていたAnnだったが、
Old Schoolは崩れ落ちることもなく、無事に引き渡しができた。
それくらい、あちらこちらにガタが来ていた家だった。
でもきっと手直しをしたら、また新しくよみがえるのだろう。
こちらの家は200年300年、すごいものは1000年前に
建てられたというものも、手を入れて住み続けている。

そして、今度Annが新たな人生をスタートした家とは、
なんと1930年代に建てられたというモダンな家。
彼女としては、ジョージアンかビクトリアンの家に
住みたかったようだが、どれもあまりいい状態では
なかったらしい。
たまたまついでに見た家がここで、その小ぢんまりとして
明るく、庭やガレージなどがちょうど理想的な広さの家に
ひと目で気に入ってしまったらしい。

この赤いドアは別の色に
塗り替えるわ、とAnn.

表の庭に咲く、鮮やかな黄色の
スイセンもちょっと気に入らないらしい。
鮮やか過ぎる色よりも、抑えめの色が
好みのAnn。

そして、引っ越しから1カ月半後、
私は彼女の新しい家で荷物の片づけなどを手伝っている。

裏庭で夕食を摂るAnn。
日が長いので夜7時を過ぎても明るい。
とにかくこっちの人は外で食事をするのが好きだ。

ガレージに埋もれている段ボール箱から
仕事関係(カリグラフィーやアートや詩集)の書籍を
2階の書斎に運び、本棚に並べたり、
庭の芝をはぎ取ってOld Schoolから持ってきた
花やイチゴを植えたり、畑の準備をしたり。

びっしりと生えた芝をはぎ取り
イチゴを植える準備をした。

ここがAnnの野菜畑となる。
Old Schoolから持ってきた本棚の板を
再利用して、畑の通り道に。
ちゃんと自分で木が腐らないための
塗料を塗っていた。

久しぶりに土いじりで汗をかいた。
草の青臭いにおいと土の匂いが懐かしかった。
Annはここでも野菜を自給しようと思っているらしい。

庭の奥にひっそりと置かれていたのは、
Tom Perkinsのレターカーヴィング作品。


裏庭からの全景。
セミアタッチメントの家の隣人には
まだ会ったことがないらしい。
近所の人は親切な人が多く、
とってもいいコミュニティーだと言って
喜んでいた。

Bath駅からバスで15分程度の閑静な住宅街。
歩いて5分くらいのところにすべて
郵便局、八百屋、肉や、雑貨や、スーパーなどがあり、
車がなくても十分暮らしていける。
Bathの街中まではバスで行くので、最近はめったに
車を運転しないという。

理想的な家と環境で、とっても幸せそうなAnnを見て、
こころからほっとした。



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