アート尽くしの秋のロンドン

 今年も芸術の秋がやってきた。
この時期のロンドンはさまざまなアート展が
ギャラリーや美術館などでいっせいに開催される。
その中でもいち押しなのが、FRIEZE ART FAIR。
リージェントパークに巨大な仮設展示場が建ち、
世界中から画廊が150以上集まって、現代アート作品を
展示即売する。
去年はカメラを忘れてとても残念な思いをした。
今年は気合いを入れて前売り券を購入し、初日の朝から行った。
すると長蛇の列。
開場の11時になってもなかなか入れない。
小雨の降るなか、待つこと30分。
やっと入ることができた。
(前売り件の人は入場制限されていたようだ。
クロークが混み合うのを避けるため?)

今年も期待を裏切られることはなかった。
午前中というのに、すでに会場には人があふれ、
会場内にいくつかあるカフェは満席。
始まってすぐなのに、もうお茶?
そうか、ここはイギリス、まずはCoffee or Teaというのが
こちらの人たちの習性。

入ってすぐ目の前に飛び込み台があらわれ・・・

黒い柱と思いきや、さまざまな陶器のつぼが
重ねられてマットなブラックに塗られていた。
一部マスキング(?)していたラインにそれぞれの
陶器の素の姿が・・・・

床に無造作に転がっていた黒い赤ちゃんの
オブジェ(?)

普通の椅子のように置かれていたが、
よく見るとちょっと変
さまざまな家具の部分でできていた


この椅子は座ろうとして、「おっと!」
と思わずよけた。よーく見るとスケボーに乗っている。
転がりそうなのだが、ちゃんと固定されていた。

この公衆電話、受話器がちょっと違う。
水牛の角?

上にあるのが工芸としての椅子。
下にあるのがそのパロディー。


このモノクロのパンジーはすべて鉛筆。
ぱっと見は写真のように見えるが、
ものすごく精密に描写されている。
今回はこのような鉛筆の精密画が
目立った。

段ボール箱が無造作に置かれている、
と思ったら彫刻作品。

ちょっと見には地味な絵だが・・・・

近寄ってみるとすべてビーズで描かれていた。

今年もランチは持って行ったおにぎりを公園のベンチでいただく。
会場の出入りは可能。外にも彫刻作品が展示されていた。

どう見ても、粗大ゴミの山にしか見えない・・・
白い煙まで出ていた。匂いはしなかったけれど。

不思議な形の多角形がいくつもくっついていた。

本物そっくりの白薔薇でできた迷路。
よく見るとプラスチックのような素材。
よく見ようとかがんだら
”Don't touch!"
の監視員の声が飛んできた。

巨大な黒電話。
これはドレスでできていた。

文字を使った作品。
結構大きくて縦1m,横2mくらい。

これは雑誌のコラージュの上に
タイプフェイスのような
文字が書かれていた。
上から塗られた色がとてもきれいだった。


それほど大きな作品ではないが、
この陰影、すべて鉛筆で書かれたもの。
平面作品だった。

観光地のポストカードを真ん中に貼り、
その周りに景色を広げて描いたもの。
これは本当の景色なのだろうか?
だとしたら、このポストカードの写真が
撮られた場所に行ったのだろうか?







この仔犬はとっても人気があり、
しばらく周囲は人だかりしていた。
とってもりりしくて真剣な眼差しが
返って悲しい。
ちなみにこの子は剥製。


我らが日本の現代アートの代表者の1人。
草間弥生は今でも現役で元気に自分の
スタジオに通って精力的に作品制作を
しているという。
今年82歳。


去年見かけて草間弥生かと思ってしまった。
この女性、今年もちょっとファッションを変えて
(ほとんど同じノリだけど)出現。
(今年は帽子がなかった)
それにしても、毎日会場に出現しているの
だろうか。
4日間あるから、今年は会えるかなぁと思っていたけれど。
去年は最終日だった。今年は初日。
今年は目が合って、微笑みかけられた。
私も着物を着ていたので、同類と思われたのか?

新聞の段組みを利用して黄金比を表現?
色ベタの面積と色合いがシンプルに構成されて
美しかった。

この言葉、スーパーでよく見かけるもの。
フリーハンドレタリングで書かれて、
わざわざ額に入れているところが
可笑しかった。

本物のイギリスの5ポンド紙幣と10ポンド紙幣で
作られたユニオンジャック。


結局11時半から18時過ぎまで会場で過ごして
しまった。それでもまだまだ見足りない感じだった。




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