Veniceの休日ーおわり

 2泊3日という短い滞在だったにもかかわらず
その中身はとても濃くて、
思いもよらない体験がたくさんできた。

そして、最後の締めくくりが
Ewanとリアルト橋の上で待ち合わせ。
お昼前のわずかな時間を使って
日本でのWSについての打ち合わせをすることになった。
少し早く到着したので通り過ぎる観光客を観察していた。
とにかく、人の多いVeniceの中でも一番密度が高いんじゃないかと
思うくらい、たくさんの観光客でごった返している。
お正月の太宰府天満宮を彷彿とさせる混みようだ。

和服を着ていた私は、何人かの旅行客から
写真を撮ってもいいか、と尋ねられた。
一体なんのため?
と思ってしまう。
それほど着物は珍しいのだろうか。
確かに和服姿の日本人はVeniceでは見かけなかったけれど。

たくさんの旅行客でごった返す
リアルト橋の上


時間になって、Ewanが姿を現した。
そして
「僕がこの橋で一番好きなところはどこだと思う?」

ー?????

「それはね、この橋の手すりなんだよ。
ここをよく見てごらん。
ほら橋の内側の方はツルツルだろ?外側は石の荒い部分が残っている。
人々が触っているうちに磨かれたんだ。すごい時間を感じられるよね。」

ーこの橋は何年前に出来たのかしら?

「約500年前!」

ーそれじゃ、500年の間にこの大理石が人々の手で磨かれて
こんなにピカピカになったのね。


白い大理石の手すり。
写真ではよくわからないが、
確かに手すりの内側半分は
ピカピカに光っていた。

近くのカフェでお茶をしながら、Venice最後の時間を過ごす。
そのあと、最後のランチをするレストラン"Madonna"へEwanが案内してくれた。
彼は先約があり私1人でランチ。
ここは、リゾットがおいしい、ということで、一度行きたいと思っていた。
お昼を過ぎていたので、もう入口には10人程並んでいてちょっと待たされた。

私はリゾットだけ注文したが、周りを見渡すと、
5人や6人の団体が多く、フリッター(揚げ物)、伊勢海老の詰め物のようなの、
パスタ、肉、魚、そして締めにリゾットと、何皿も平らげていた。
すごい食欲だ。
リゾットだけでおなか一杯になって、店をでると入口にはさっきよりも
たくさんの人の列ができていた。
フランス人旅行客らしい男性たちが、私をみながら、
"Tres joli! "と口ぐちに言う。
和服の効果はすごい。

狭い路地のウインドー・ショッピングは
いつまでもあきない。

このお店はステーショナリーを扱っていた。
ウインドーディスプレーも素敵。

このミニチュアの机のセットは
とっても細かくてよくできていた。
小さな引き出しに本や楽譜が詰まっていて、
1つ€65とあった。


歩いて30分くらいでやっと空港行きの
バスが出る広場へ着いた。
とても暑くて真夏のような日差しだった。
汗びっしょりになっていた。

バスは一般の路線バスで、旅行客の他ローカルの人も乗ってきた。
しかし、すでに出発した時点で満員だった。
途中まで赤ちゃんが泣き叫ぶ声がバスに響き渡っていた。
ただでさえみんな大きなスーツケースを持っているので
出入りするのも大変だ。

約40分でやっとMarco polo空港に到着。
出発ゲートに並んでいたら、数列先に見覚えのある顔が。
Ewanの親友のAshokだった。
なんと彼も私と同じフライトだった。

並んで席を取れたので(easyJetは座席指定がない)
おしゃべりしていたら帰りの2時間もあっという間だった。

窓側の席からVeniceの街が眼下に小さく見えた。
あの混み合ったまるで小人の島のようなところに
いろいろなドラマが繰り広げられているんだ・・・・
と感慨深かった。
いつまでも窓に顔を押し付けて見送った。



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