Museo Correrでのオープニング1

 10月1日午後5時すぎ、
小雨が降っていたVeniceも、その頃には雨があがり、
イギリスよりも暖かい空気に包まれていた。
観光客でにぎわう通りを、Ewan、アメリカから来たDavid,
Ashok, Paolaと彼女の7歳の娘、Paolaの夫
(小柄で細くて、黒のスリムパンツがとっても良く似合うおしゃれな人)
と一緒にサンマルコ広場の一角にあるコッレール博物館へと向かった。
とにかく狭い路地では人が多いのですれ違うのも大変。
途中ではぐれないように必死でついて行く。
25分ほどで到着。
会場のギャラリーは大勢の人の熱気でとても暑い。
みんな招待状や扇でぱたぱたと仰いでいる始末。
着物で早歩きをしてきた私はすでに身体があたたまっていたので
一気に汗をかいてしまった。
美術館の館長のような男性がイタリア語で長ーいあいさつをした後、
モニカがやはりイタリア語であいさつ。

ギャラリーで作品を鑑賞するEwanとDavid

DavidとAshok
Ashokはインドのハレの場で着る衣装を
身に着けていた。
彼の双子の弟の結婚式に着たという。

会場は5部屋に分かれていた。
一部屋ごとにテーマがあり、この部屋は
モニカの作品と真ん中に置かれたテーブルには
空押しの木活字が押された紙が広げられていて、
誰でも自由に書き込めるようになっていた。


THE POETICKS OF WRITTEN SPACE
handwriting and calligraphy
というタイトルの通り、いろいろな国から
いろいろな言葉の作品が集まっていた。

ドイツのMari Emily Bohley

ロ―ハンプトンで学び、ドレスデンでギャラリー
をオープンしてカリグラフィーとブックバインディング
を教えている。

作品の展示の仕方もおもしろい。

流木(?)を表紙にしたブック

イタリア在住のフランス人Dominique Pinchi

彼はカリグラフィーのバックグラウンドはなく
文字をモチーフにした作品を多く創作。
イタリアとフランスを中心に活躍している。

Dominiqueのブック

Ashokの衣装はとても美しくて、
大勢の中でも目立っていた。
裸足でサンダルをはいているので
かかとがこすれて痛かったらしいけれど。

フランスのアーティスト
Kitty Sabatier

アーティストでありカリグラファーでもある。
かなり抽象的に文字を用いているようだ。

ドイツ人のBirgit Nass

カリグラファ―、アーティスト。
学校でカリグラフィーを教えている。



これは現代アーティストの作品ではなく
Violet Fenton Rava(1940年)のもの。
現代アーティストの作品のように
カッコよかった。

アメリカ人でブルージュ在住の
おなじみBrody Neuenschwander

1人3点までのはずが、なぜか彼は1人で
7点も出展していた。ひと部屋の半分を
Brodyの作品が占めていたので、
「まるで彼の作品展みたいだね。」
とEwanが笑いながら言っていた。

Torsten Kolle(ドイツ)
グラフィックデザイナーであり
レタリング・アーティストでもある。

そして、大きなブックのページのイメージで
書かれていた連作はモニカによるもの。



ごらんのようにとても国際色ゆたか。オープニングパーティーには
ドイツやフランス、イギリスなど遠くからもたくさんのカリグラファーや
アーティストたちが駆けつけていた。
残念ながらBrodyの姿はなかった。
このオープニングのためだけに来たというドイツのカリグラファー
(以前サンダーランドで一緒のクラスだった)にも会えて、とっても感激。


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