ジャイナ教寺院

住んでいるフラットの管理人さんご夫婦は
インド系で、ジャイナ教を信仰している。
去年末に、年が明けたらお寺に連れて行ってくれると
約束して、やっとこの週末その約束通り連れて行ってくださった。
私としては初詣のつもりだったのだけど・・・・。

立派な門の中の階段を下りた先に
寺院が建っている

うちから車で30分ほど行ったロンドンの郊外にある
"Potters bar"という街のはずれに
ジャイナ教寺院は建っていた。
とても広い敷地内に、インドから取り寄せた
細かく彫刻された石を積み上げて造られたという
塔や門や寺院があった。
仏教とは少し趣が違っていて、
インド色が強く、新鮮だった。

細かい彫刻が施された
入口の門。
この門の内側では飲食は
一切禁止。

ジャイナ教とは、釈迦よりほんの少し前の
紀元前6~5世紀に生まれた宗教。
仏教やヒンドゥー教と比べると信者も圧倒的に少ない。
しかし、教義がとても厳しいので有名。
ちなみに管理人さんはベジタリアン。
動植物を傷つけない、非暴力、所有しないなど、
お坊さんはお金に触れてはいけないし、
結婚など家族を持つことも禁止されている。
食べ物は家々を回っていただいたものを
すべて混ぜていただく。
食に対する欲も持ってはいけないので
何が入っていても文句を言わずに食べるのだそうだ。

でも、案内してくれた信者のおじさんは
「あのmonkは嫌いなんだ。彼は結婚式にしか
関心をもっていない。お祈りは熱心にしないんだよ。」
と通り過ぎた若いmonkを指して言った。

別の建物の広いホールでは、
その夜予定されている結婚式の準備が行われていた。
入口では結婚式の参加者(家族?)が記念撮影。

とってもゴージャスなサリーを
まとっていた

門の内側で靴を脱いで、裸足で24体の修行者の像を
1体1体手を合わせてお参りする。

入口でサンダルウッドの粉を練ったものを
額に付けて中に入る。
寺院の中はとても神聖な気配が漂っていた。
熱心にお祈りしているおばあさんと孫の若い女性の姿も。

門の内側に建っている
彫刻が施された塔のひとつ。

案内してくれた信者の男性もとても信心深いのが
言葉の端々から伝わってきた。
「誰にも迷惑をかけずに最後は静かに死にたいね。」
ーそれはきっと人類共通の願いですねー

緑の中を吹き抜ける風に吹かれながら、
なんだかすがすがしい心持ちがした。
いつかこの寺院の中で瞑想してみたいと思った。




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