旅行カバン

 こっちに来て気がついたことの一つが、
街の中に旅行カバン屋さんがやたら多いということ。
うちの近所にも2,3件はあり、
いわゆるキャスター付きの大小さまざまな
Luggageがところ狭しと並んでいる。
バックパックやリュックサック、人が入りそうなくらい
大きなショルダーバッグ。
棚には天井まで積み上げられ、いったい誰が
こんなにたくさんの旅行カバンやバッグを
買うのだろう?と
不思議に思っていた。

今回の帰国に合わせて、ひとつ大きめのバッグを
購入することにした。
前回はチャリティーショップで5ポンドで購入した
バッグパックを飛行機に預けたのだが、
角が破れてしまった。
もう一度くらいなんとかなりそうだが、
万が一中身をぶちまけることになったら
目も当てられない。

そこで、バッグ屋さんを何件か下見した。
そして、お店の中にいると15分程度の間に
くるわくるわ、何人ものお客が来ては
バッグを買っていく。
「どうしてこんなにたくさんの人が
旅行バッグを必要としているのか?」
という疑問は長い間私の中で解決できずに
くすぶり続けていた。

そして、やっとその疑問が解ける日が来た!

Cherrellと話していた時、彼女のこの言葉に
膝を打った。
「イギリスのお天気は予測不可能だから、
ホリデーシーズンはイギリス国内に旅行に行くと、
最悪、ずっとホテルから出られなくなることも
あるのよ。子供連れの家族なんか大変よ。
目の前にビーチがあるのに、ずっと雨で外に出られないなんて。
だから、南フランスや、イタリアやスペインと言った
いいお天気が長く続く国へ出かけるの。」

かく言うCherrellも先週エジプトに1週間のホリデーに
出かけたばかりだった。
すごくよかったわよ!とお勧めされた。
エギプトはイギリス人にはポピュラーな
保養地のようだ。
別のカリグラファー友達曰く。
「家族で毎年2回は行くわ。美術館と遺跡は素晴らしいし、
ビーチ(紅海)もとてもよかったわ。ナイル川下りも眺めが
すてきなの。」

1985年にRyanair、1995年に EasyJetといった
格安航空会社が設立されて、
旅行好きのイギリス人の海外旅行熱が一気に加速。
ホリデーと言えばすぐに国内はもとより、
飛行機でヨーロッパやアラブ方面など
お天気のいい地域へ飛んで行くようだ。
だからそんな旅行者に、大きな旅行バッグは必需品。
結構安いので、みんな簡単に買っていくようだ。
私なんか、ほとんど一生もの、という感覚で
慎重に選んで大切に使っているのに。

私が何度も足を運んでやっとの思いでバッグを買っている間も
家族連れなどが数組、10分も見ないで買っていく。
5歳くらいの小さな女の子が、ピンクの花がらの
とってもかわいいラゲージを父親に買ってもらっていた。

そんな旅行者も近頃の空港の閉鎖で街にあふれることもない。
この季節のロンドンの街としては異様な光景かもしれない。






コメント
お久しぶりです。

イギリスで「一生もの」なんて
ありえないですよお(--)

ファスナーにしろ
縫製にしろ
何かのパッケージにしても
いつ壊れても
おかしくないって
皆、わかってますからね(笑)

安くて丈夫な日本製が
あなたを待っております

飛行機、飛びそうでよかったですね!!
  • yukiko
  • 2010/04/21 12:59 PM
やっぱり、そうなんですか。
イギリスの職人技のクラフトとなるとまた
とんでもないお値段ですものね。
庶民には手が届きません・・・・。
気のせいか、最近は以前にまして
ポンド・ショップが賑わっているような・・・・。
  • Sakura Torako
  • 2010/04/22 1:40 AM
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