Old Chapel Farm 3

 2日目の夕食は外でバーべキュー。
何か所もあるBBQ場のうちの1か所に
みんなでテーブルを持ち出し、
サラダ、デザート、飲み物、お皿などを用意して
あっと言うまに準備完了。
風向きによって
けむたい場所も。

Kevinが地元の農家が作ったという
ソーセージとベーコンを焼いてくれた。
ベーコンは臭みや匂いが全くなくて、
とても柔らかく、今まで食べた中で
文句なく一番おいしいと思った。

お互いの国の話しに花が咲く。

ここでもそれぞれの国の話しに
みんな盛り上がった。
アメリカから来ていたRachalは
「他の肉はともかく、ポークはイギリスが
絶対美味しいわ。アメリカではポークを
食べない方がいいわよ。
何を食べさせているかわかったもんじゃないわ。」

ここの農場で飼っている羊。

その日のランチの後、
スペインから来ていたJordiが
外のベンチでギターを弾き始めた。
すると、それを聴いたJohnが
飛んで出て行った。
間もなく2人のセッションが始まった。

JohnとJordi、
ギターとアコーディオンの
即興セッション。

最終日の午後、ローカルのBee keeperが80人ほど集まって
Tea partyをするという。
このあたりの農家は養蜂をしているところも多い。
最近の世界的なミツバチの減少は
ここWalesでも例外ではなく、
Old Chapel Farmも今年は蜂蜜が採れなかったそうだ。
「うちは農薬も使っていないし、
鉄塔も立っていないから(電磁波)、理由が分からないよ。」
とKevin。
しかし、いろいろな理由が複雑に絡み合っているのだろう。

それにしても、80人ものBee keeperが集まっている様子は
一種異様だった!

これからミツバチの様子を
見に行くところ。

そして、そのあとみんなで持ち寄った
ケーキやサンドイッチ、スコーン、などなど・・・
あふれるほどのおいしそうな食べ物を並べての
Tea partyが始まった。

ごちそうが並んだテーブル。

台湾から来ていたErin。
同じアジア系ということで
私にとっても親しみを持ってくれた。
おじいさんとおばあさんが
日本語がぺらぺらとのことで、
彼女も「桃太郎さん」
の歌をとっても上手に歌った。


他の国の若者が
「どうしてErinのおじいさんとおばあさんは
日本語が話せるの?」
と尋ねたので、私から台湾と日本の関係について説明。
占領軍が台湾の学校教育をすべて日本語で行ったという話しをした。
Erinは全く気にもかけていない様子で
にこにこ話しを聴いていた。
よかった!(ちょっと緊張した一瞬だった)
ドイツの子は興味深そうに聴いていた。
さすがはドイツ。

毎朝びっしょりに濡れていた
レトリーバーのBlamble。
本当に泳ぐのが好きみたいで
真冬で池が凍っている時でも
氷を割って入るというから
驚いた。

2泊3日の短い滞在とは思えないほど
多くの人と交流をし、たくさんの新しいことを知った。
こんなに密度の濃い時間を過ごしたのも
久しぶりかもしれない。

ここOld Chapel Farmには
また是非訪れたいと心から思った。

ブルーベリーを摘むFran。

今回彫った文字。
これだけ彫るのに
約14〜5時間も
かかってしまった!
右手はしびれて左手も
指先の感覚がなくなっていた。
まだまだ余計な力が入りすぎている。


Old Chapel Farm 2


 今回先月に続いて、
再度Lettercarving WSに参加。
1回ではまだ自信を持って文字を
彫ることができないと思っての参加だった。

Old Chapel Farm

会場となったOld Chapelは、古いチャペルの
外側を覆っていたコンクリートを、
大変な思いをして壊してはぎ取ったという。
下から、素敵な石積みの壁が現れた。

初日、文字のデザインをしているところ。

chapelの中

内装はまだ手を入れている最中だった。
古い素敵なガラスが入って、ロフトも付いて
暑い日もひんやりと涼しい。

デモするJohn Neilson

今回たった3人の参加者だった。
主催者のKevinがどうしても習いたくて
キャンセルにならなかったようだ。
だから前回と違い、じっくりと
教えてもらうことができた。

Johnのデモ

とはいっても、John Neilsonは
前回のEricとは違い、もとフランス語教師だった
というだけあって、職人ではなかった。
できるだけ生徒にさせて、
どうしても、というところだけ
教えてくれる。
生徒の苦手と思われるところを
ちゃんと見抜いて、的確に指摘してくれる。
Ericの時はすぐに彫ってくれて、
黙っているとどんどん彫ってしまって
かなりの部分彼が彫ってくれた。
職人によくあるタイプ。
教えるより自分でやった方が早いからだろう。

2日間のコースだったので、
1日目の午前中が文字のデザインで
午後から彫り始めることにした。

他の2人はシンプルな文字にしたので
すぐに彫り始めたのだが、
私は2回目ということもあって、
ちょっとデザインに凝りたかった。
そこで、モダンバーサルをデザインして
すこしバウンシング(でこぼこ)させたら
思いの他難しく、
とうとう1日中デザインにかかってしまった!



Old Chapel Farm 1

初めてWalesに来た。

Caerswsという駅で主催者のKevinが待っていてくれた。

今回この「Old Chapel Farm」が主催する

LettercarvingのWSに参加した。

ロンドンから列車に乗ること3時間半。

車で20分程度ですごい田舎道に。両側は草が茂り、

車が1台やっと通れるくらいの道幅。

数キロ走った先にそのFarmがあった。

周りに家は1件もない。


母屋


wwooferさんたちの部屋と

考古学研究所の事務所などが

ある棟


茅葺屋根の家と

wwooferたちの洗濯もの


羊と牛と馬と犬2と鶏。

10年前に屋根も壁もほとんどない状態のこの家

(牛小屋として40年使っていた)付き土地を購入。

ほとんど人の手を借りず、自分たち夫婦で手をいれて来て、

やっとあともう少しというところまで来たという。


WS参加者やwwooferが多い時に

使うYurt(パオ)。


ダイニングの暖炉


ここの主人のKevin


床下暖房とセントラルヒーティングも手作り。

薪や風車などSustainable(環境を破壊せずに持続可能な)

ライフをできるだけ目指し、

畑と牧畜でほぼ自給自足している。


泊った部屋からの朝の眺め


ここの犬が毎朝飛び込むという池



Tree house


Kevinは考古学者としてあちこちで仕事して、この地に落ち着いた。

Cambrian Archaeological Projects & The Wilderness

Trust Ancient Arts, Creative Futures」

を主催し、今でも古いカテドラルに調査に行ったり、

100個以上持っている古い地層の土のサンプルを

調査して、当時の人々がどんな植物を栽培し、

どんなものを食べ、どんな草木が生えていたのか、

などを調べているそうだ。

その他、バスケット作り、木工、自家製のウールを使っての

フェルト作り、そして今回のレターカーヴィングなど

アート&クラフトのWSも様々開催している。


世界中からWWOOFER8人も来ていた。


 ※ウーファーとは、オーガニックに関する農業などをしている

 農家に肉体労働をただで提供する代わりに、

 宿と食事を提供してもらうという、全く金銭のやり取りが

 発生しないシステム。

 雇う方と雇われる方は会員の登録(有料)が必要。


フランスのベルサイユ、チェコのプラハ、ドイツのベルリン、

スペインのバルセロナ、NY, 台湾。

食事は10人以上の若者たちと共で賑やか。


ランチの準備をしていたRachel.

彼女は2日前にNYから来たばかりの

ウーファー。








隣に座ったスペイン(カタルーニャ)人のJordi

音楽の才能があるらしく、ピアノを弾いて

曲や歌を作りながらWWOOFであちこち回っている。

もう2年になる。

自分の曲のCDを時が熟した時に出すそうだ。

夕方自作の曲をピアノで弾いていた。

クラシックとジプシーの雰囲気が混ざった、

なかなかいい感じの曲だった。


天井から星を眺めながら

お風呂に入れる。

まるで温室のようなバスルーム。


台湾の女の子は大学3年生。

夏休みに英語の勉強を兼ねてきた、というかそれが目的らしい。


とにかく、出てくるすべての食事は

ここで作られたオーガニック野菜とここで育てられた動物の肉。

人参パイと煮たケールと小さなジャガイモのオーブン焼きと

レモンケーキが今夜の食事。

野菜一杯でシンプルだけど、すごく満足。

ホームメードのジュースとプラムワインも。


10人くらいでいつも賑やかな

ダイニングテーブル

食後の皿洗いや片づけは

人手があるから、あっという間にきれいになる。


Kevinの奥さんのFranもナチュラルで飾り気がなくて、

とっても素敵な人だ。

このFarmにとっても似合っていると思った。


みんなの世話で忙しいけれど

いつも笑顔を絶やさない

Fran。


3日前に生まれたという子牛にミルクをやらせてもらった。

牛は近くでみると、目がとってもかわいい。

まつ毛が長くてカールしていて、本当にマンガのようだ。

ロマンチックな顔をしていると思った。

子牛もすっごくかわいい。

舌はざらざらしていて、舐められるとちょっと痛い。

目の荒いサンドペーパーのよう。

でもとても優しくてじっとこっちを見てモオーウ!と

すっごく大きな声で鳴く。よく響く声!

考えたらこんなにじっくりと近くで牛を観察したことはなかった。


朝と夕方の1日2回

乳搾りをする。

ここの牛のしぼりたてのミルクを

初めて飲んだ。


3日前に生まれた雄の子牛。

母牛のミルクを半分もらって

ごくごく飲んでいた。


母屋の他に、茅葺の家、事務所とWWOOFERの宿泊部屋、

Old Chapel(これもほとんど自分たちで建てなおした)と

Yurtというパオのような大きな丸いテントが6張りくらい。

池やTree houseもあった。もう理想の環境だ。

もっと長くここに滞在したい、とすぐに思った。


小腹がすいた時

 ロンドンで何が困るって
食費がかさむこと。
自炊できればそれでも工夫の仕様はあるけれど
旅行中だとそうもいかない。
そこで、イギリスに旅行する予定のある人に
お金をかけずおなかを膨らませる方法を
ご紹介いたします。

と言っても、別に知っている人も多いかもしれないけど、
いままでの経験では
Fish&Chipsのお店のChipsのみを
オーダーして、Take awayする
というのが、安くてなおかつ
ボリューム満点なのです。

こちらのほとんどのお店は
Eat inするのとTake awayでは
2ポンドくらい違う。
同じものを2ポンドも高く食べるなんて
よほどじゃない限りうれしくない。
だから、天候がよほど悪くない限り、
Take awayして公園や道端のベンチで食べる。

お店では、仕事帰りのおじさんや
家族連れなどが結構Chipsだけ買っていく。
子供のおやつにはいいかも。(甘いお菓子よりは)
もちろん、カロリーは高いだろうから
いつもそればっかりというわけにはいかないけど。

イギリス人はChipsが大好きで
毎日のように食べると言う人も
少なくないらしい。
大体1,2ポンドから2ポンドも出せば
山のように揚げたてのフレンチフライを
紙に包んでくれる。
それに好きなだけ塩とビネガーをかけて
お好みでケチャップもかけて
持って出る。
大抵おなかいっぱいそれだけで
夕ご飯になってしまうくらいだ。

是非試してみてください。
これであなたもLondoner。



ジャイナ教寺院

住んでいるフラットの管理人さんご夫婦は
インド系で、ジャイナ教を信仰している。
去年末に、年が明けたらお寺に連れて行ってくれると
約束して、やっとこの週末その約束通り連れて行ってくださった。
私としては初詣のつもりだったのだけど・・・・。

立派な門の中の階段を下りた先に
寺院が建っている

うちから車で30分ほど行ったロンドンの郊外にある
"Potters bar"という街のはずれに
ジャイナ教寺院は建っていた。
とても広い敷地内に、インドから取り寄せた
細かく彫刻された石を積み上げて造られたという
塔や門や寺院があった。
仏教とは少し趣が違っていて、
インド色が強く、新鮮だった。

細かい彫刻が施された
入口の門。
この門の内側では飲食は
一切禁止。

ジャイナ教とは、釈迦よりほんの少し前の
紀元前6~5世紀に生まれた宗教。
仏教やヒンドゥー教と比べると信者も圧倒的に少ない。
しかし、教義がとても厳しいので有名。
ちなみに管理人さんはベジタリアン。
動植物を傷つけない、非暴力、所有しないなど、
お坊さんはお金に触れてはいけないし、
結婚など家族を持つことも禁止されている。
食べ物は家々を回っていただいたものを
すべて混ぜていただく。
食に対する欲も持ってはいけないので
何が入っていても文句を言わずに食べるのだそうだ。

でも、案内してくれた信者のおじさんは
「あのmonkは嫌いなんだ。彼は結婚式にしか
関心をもっていない。お祈りは熱心にしないんだよ。」
と通り過ぎた若いmonkを指して言った。

別の建物の広いホールでは、
その夜予定されている結婚式の準備が行われていた。
入口では結婚式の参加者(家族?)が記念撮影。

とってもゴージャスなサリーを
まとっていた

門の内側で靴を脱いで、裸足で24体の修行者の像を
1体1体手を合わせてお参りする。

入口でサンダルウッドの粉を練ったものを
額に付けて中に入る。
寺院の中はとても神聖な気配が漂っていた。
熱心にお祈りしているおばあさんと孫の若い女性の姿も。

門の内側に建っている
彫刻が施された塔のひとつ。

案内してくれた信者の男性もとても信心深いのが
言葉の端々から伝わってきた。
「誰にも迷惑をかけずに最後は静かに死にたいね。」
ーそれはきっと人類共通の願いですねー

緑の中を吹き抜ける風に吹かれながら、
なんだかすがすがしい心持ちがした。
いつかこの寺院の中で瞑想してみたいと思った。




Relentless

 「情け容赦のない」、「無慈悲な」
「厳しい」、「絶え間のない」・・・。
Relentlessという単語の意味は辞書にこのように出ていた。
これは、スポーツドリンクの名前で、
この前列車に乗っていた時に
となりのコンパートメントに座っていた
若い女性が飲んでいて、
そのあまりにコテコテのゴシック体の
ロゴに目が釘付けになり、
一体ビールなのか清涼飲料水なのか
とても気になった。



先日近所のスーパーのジュース、ビール、飲料水売り場
でたまたま見つけて即購入。
数年ぶりに清涼飲料水を飲んだ。



そのネーミングもさることながら、
名前のイメージからゴシック体を選んだのだろうか?
よーく見ると、かなり不自然な形のフローリッシュ。
よくまぁここまでフローリッシュを無理やりからめたものだと
しみじみ見て思った。
確かにインパクトはあるけど。




やっと夏本番?

 故郷の福岡は、梅雨の豪雨もやっと収まり(?)山笠も終わり、
夏本番というところだろうか。

スタヂオポンテの仲間たちも
それぞれの活躍の場を広げていっているようで
とてもうれしい!
今回は福岡市赤坂の「アトリエFLAT」という
ギャラリーで開催されるポンテメンバー
ヒガシノゾミさんによる作品展
「いろユラゆら」7月18日〜24日11時〜18時
のご紹介です。

「アトリエFLAT]
〒810−0042
福岡市中央区赤坂1−15−15
平和台ハイツ203
092−714−4988

実はこのアトリエのオーナーもポンテのメンバーです。
いつもさまざまな分野の素敵なアーティストを発掘して(探して)きては
紹介してくれます。もちろんカリグラファーも!
時にはメジャー雑誌で紹介されていた全国区のようなレアな「モノ」を
持ってきてくれることも。

彼女のモノに対するセンスは本当に素敵です。
ちょっと古い(レトロ)もの、時代を感じさせるもの、
さりげないもの、自己主張をあまりしないもの、
だけど存在感のあるもの・・・。

先月見逃してしまったけれど
やはり素敵なバッグと服の展示会を開催していました。
そこにはポンテの仲間の1人も出展。
彼女はずっと布を使ったカリグラフィー作品を作っています。
バッグやシャツ、ブラウス、帽子etc..
展覧会の時はいつも「今度はどんな布の作品を見せてくれるのだろう?」
と楽しみでした。
縁あって、家はご近所の糸島市内。
ご主人は脱サラして2年前に糸島で農業を始められました。
ご主人の着る農夫印の服もとってもファッショナブル。
「大草原の小さな家」
の「とうさん」が来ていた服をイメージして作ったとのこと。
なるほどどうりでカッコいい。
彼女の作る服はこちらでごらんいただけます。

今後も、カリグラフィーの仲間がそれぞれの得意な分野で
文字との関わりを持ちながらも独自の世界を
築いていくのを応援していきたいです。



ロンドンのお茶と休憩ネタ

 久しぶりにBritish libraryへ足を運んだ。
ルネサンス時代のドローイングの企画展が開催中で
今月25日までだからだ。

平日というのに混雑していて、
なかなか正面で間近に見ることができない。
「さすが世界中から観光客が見に来ているだけはある。」と
感心しながら見た。
小学生くらいの子供の団体もたくさん来ていた。
[これ以上のいいお手本はないよね!]
イギリスの子供は恵まれているなぁと思う。

約2時間たっぷりと鑑賞したあと
ちょっとおなかが空いたので
そこから歩いて10分足らずのFish & Chipsのお店へ。
以前からマークしていたところで、街の中心にしては
良心的な料金で美味しいと言う評判。
"Frier's Delight"というそのお店は
とても地味な内装で、庶民的だった。
一般的なCodと、Skate(エイ)を頼んだ。
もちろんチップスも。
衣はカラッとほどほどに厚過ぎず、油も古くないようだ。
中はテンダーで上がり過ぎではなく、なかなか美味しかった。
帰りに店の主人が「ジュウサンポンドロクジュウペンスデス」
と日本語で言ったのでびっくり。
「ヨーコソロンドンヘ」と
となりのお兄ちゃんもちょっとおかしなアクセントの日本語で言う。
日本人客が多いらしい。
とってもにこにこと愛想がいいポルトガル人だった。
場所は19Theobald's road.
British MuseumからBury place(通り)を北に下って
ぶつかった大きな道を左にしばらく行った右側にある。

そのあと、またBury placeへ戻って
"Blade Rubber Stamps"というスタンプ屋さんへ。

Blade Rubber stampsの店内

スタンプはイギリスらしい、ロンドン名物の建物やバス、名画なども。
日本で見るものとは少し趣が違うような気がする。

ロンドンらしいスタンプの数々

日本語のいろはが一面に書かれたスタンプは
途中さかさまになったり、繰り返しだったりと、かなりいい加減だった。

カメラを向けると
「グラマーに撮ってね」と注文された。
おちゃめなおばちゃんだ。

お店の人に、日本でもスタンプが人気だと言うと
「日本からもオーダーがあるのよ」とにこにこ。
結構知る人ぞ知るお店なのかもしれない。
地下の狭い部屋はスクラップブッキング用品でいっぱいだった。

最後にその隣にある"London Review Cake shop"へ
ここも以前から気になっていたところ。

ここの本屋の品ぞろえはおもしろい。
ブックデザインが素敵なものもたくさん。
Art & Design系の本もたくさんあった。


カフェと本屋がとなり同士で、中でつながっていて
本屋の本をとなりのカフェに持ち込んで
お茶をしながらゆっくりと読むことができる。
今は日本でも珍しくはないのだが、
このカフェの中国茶が結構おいしい。
たくさんの種類の中国茶があって、ポットでたっぷり来るので
5杯くらい飲める。軽く1時間は居られるだろうか。
ケーキ類も美味しそうだった。
狭いのですぐに満員になる。横で何人も待っていた。
でも人が待っているからと言って立つ人もいない。
みんな一度座ったらその権利をたっぷりと享受しているのだ。

この本屋は大きくて座り心地のいいソファが入口にあって、
そこに座ってゆっくりと本を読む若者やおじいさんの姿があった。
歩き疲れた時ちょっと立ち寄って本を片手にソファで休むなんて
いいかもしれない。
地下にはトイレもあって、お店の人を気にせず利用できる。
地下室への階段の上には"Philosophy underground"と書かれた
紙が貼ってあった。
なるほど。
おいしい中国茶を片手に
「Design ーJohn Nash & Paul Nash」
をゆっくりと読んだ。

場所は14 Bury Place, WC1A 2JL











教会の地下で個展

 北ロンドンにMark L'Argentというカリグラファーがいる。
彼はフリーランスカリグラファーとして
さまざまなグラフィックデザインおよび
カリグラフィーに関する(ウェディング関係も含めた)仕事をしている。
必要とあればイラストも描く。
以前Donald Jacksonのアシスタントとして
St John's Bibleにも関わっていたという。
NLLAのメンバーで、Letter Exchage Lectureの名誉会員でもある。

その彼がこのたび初めての(意外なことに!)個展を開催した。
場所はロンドンのど真ん中、
St. Martin-in-the-fields、トラファルガー広場の前である。
ここの地下にある展示室では、St John's bibleも展示されている。
その展示室の奥にあるカフェのような空間は
アートギャラリーになっていて、

ギャラリー内はヒンヤリとした
石の部屋。
壁のレンガだけでも
雰囲気がある。

もとお墓だったという石造りの壁や柱は重厚な雰囲気を湛え、
それだけで十分存在感があるので
場合によっては作品が負けてしまいそうな感じだ。

彼は1人で46点もの作品を展示していた。
ちょうどデモンストレーションをする日でもあったので
本人に会って話もできた。
42点ほどはこの1年以内に書いたものだという。
1週間に1点くらいの勢いだ。すごい。

筆を使った作品も多い。
力作、大作、近寄らないとよく見えないような
繊細な作品も。

アクリルの金を筆で書いた作品。
一筆ではなく、
だんだん肉付けしながら書いたそうだ。


かなり大きなパネルの作品。
彼にしてはめずらしく、カラフル。
本人いわく、「できるだけ派手な
色を使って書くのが難しかった。」

タイポグラフィの仕事もするせいか、
タイポだけを使った作品もあった。
切りぬきの文字のコラージュ作品や、

大胆なコラージュ作品。

縦に細長い上のほうに豚のイラスト、
下にPIGと入ったジョークの作品もあった。

この豚は夢に出てきたそうだ。
夢を見た後に同じイラストを
描いたと話していた。
下半分。



トラディショナルな装飾イニシャル
の入った額から紙がはみ出している。
”I would rather be vulgar than boring especially..."
と書かれている。
「退屈なくらいなら下品なほうがまし・・・・。」


同じテキストを活版で空押ししたものと、
黒いインクで押したものを並べた作品。

左はインク、真ん中は紙に空押し、
右は薄いアルミのような金属泊に
空押ししたもの。
まったく同じレイアウトに見えたが、
目だけを頼りにフリーハンドで
3点とも押したそうだ。



切り文字作品も何点かあった。


こっちは同じデザインで
オスとメスの2点が展示されていた。
ということは完璧に切りぬいたということだ。


作品同様、作者も繊細な感じでおそらく30代(もしくは40代)?
せっかくいい場所なのに、なぜか見ている人がいないのが残念だった。



ウィンブルドン

イギリス人はかなりスポーツ好きなようだ。
ラジオを聞いていると、さまざまなスポーツの中継が
聴こえてくる。
フットボールに始まり、
ラグビー、クリケット、ゴルフ、そしてテニス。
W杯と少しずれて、ちょうどウィンブルドンテニスも始まった。
Andy Murrayというイギリス男子テニス界
期待の若手選手が出てきたこともあってか、
近所の公園のテニスコートはいつもに増して(?)
多くのテニスファンでにぎわっていた。
ほとんどんの人が自己流で楽しんでいる感じだけど。
中にはサリー(?)のような民族衣装をつけたまま
楽しんでいる女性も!

インド系(?)の女性は
民族衣装のままプレー。

老いも若きも下手な人もそこそこの人も
格好など気にせずに楽しんでいる様子が見ていて面白い。

やっと涼しくなってきた夜8時ごろ(まだ日本だと夕方5時ごろの感じ)
私は公園にサンドイッチを持参して、テニス観戦しながら
夜ごはんをベンチで食べていた。
ここのテニスコートは無料で、混んでいる時期は予約して
利用するようだ。
次の利用者がもうネットの後ろで待っている。
2人で来ている中年カップル、若者4人のグループ、
子供と親などさまざまな人々が真剣に(?)打ち合っている。

子供もおなかの出たおじさんも。

でもレベルはというと・・・・?

学生時代テニス一色の青春を送った私は
見ているとなんだかむずむず。
ラケットを握りたくなってきた。







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